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眞藤 |
ゼストは「上場をめざす」ということを公言しました。ネクストグループ
もIPOはめざしていくんでしょ。 |
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阿部 |
そこは株主さんが多数いますのでみなさんの意志によるのですが。自分自身はしたいなと思います。簡単なことではありませんけどね。 |
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眞藤 |
ええ。言うのは簡単ですが、実際におこなうのはむずかしい。ゼストはめ
ざしていきますけど、じつは私は上場に関して特別なものだと感じていないので、
もしかしたら上場をやめるって言うかもしれないですね。むずかしいからやめるという逃げの意味ではないですよ。上場ができる体制に会社をもっていく、とい
うのが大事だと思っていますから。 |
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阿部 |
上場を本気でめざすことで会社のクオリティが上がっていく、ということですか。 |
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眞藤 |
たとえば、透明性を追求していくということですね。ゼストはわたしのオーナーシップでやってきた企業ですから。いまゼストは4人の社長体制に変わりますけど、代表権はわたしひとりなんです。でも、上場するときは子会社の社長を外れた方が好ましい。だからそこをめざしていく。結果、透明性を追求することになる。その過程でゼストは20代の社長をどんどんつくっていきますよ。阿部社長は、なぜ上場をめざすのですか。 |
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阿部 |
いま出資していただいている株主の方々は、やはり上場してほしいと思ってらっしゃるはずなんです。キャピタルゲインとかいろいろありますので、そう
いった想いでいくと、上場をめざしたい。 |
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眞藤 |
今回は我々も出資させていただきましたが、自分の場合は上場がすべてで
はありませんよ。わたしは出資するときに肝心なのは配当だと思っていますので。
長く続けていただいて、お互いにシナジーを生める企業に出資したいと思っています。それと、経営者のことを知らない企業には株式投資はしないですね。 |
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阿部 |
配当なのか、上場なのか。そういうことだと思いますね。ネクストグループはあくまでもわたしの持ちものではありませんので、みなさんの意見を聞いて考えていく。ただ、個人としてはチャレンジしたい、って感じですね。 |
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眞藤 |
甲子園に出たい、みたいなものですよね。 |
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阿部 |
正直それはありますね(笑)。 |
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眞藤 |
経営者としては、経営者という一人のプレイヤーとしてそこにいたいんですよ。わたしはビールかけがしたいだけですもん(笑)。 |
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阿部 |
ええ。そういう個人としてのチャレンジ精神をもちながら、いっぽうで緊張感をもって経営していきたいですね。 |
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眞藤 |
株主と経営者の緊張感ですね。オーナー社長だとしても、株主との緊張感を保ってらっしゃる方っているじゃないですか。あれはすばらしいと思います。 |
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阿部 |
眞藤社長と話をしても思うのですが、やっぱりチャレンジしたいですよね。自分は昔からそういうタイプだったので。大学時代の就職活動をしているときも、企業探しは「勝負させてくれる会社はないか?」という視点でしたから。職種はまったく見ないで(笑)。 |
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眞藤 |
具体的な夢はなかったんですか? |
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阿部 |
上場をめざす話とリンクするのですが、男だったら偉くなりたいとか、男だったら勝負したいとか、そういうところに行きついてしまいますね。緻密に計画を立てるわけではなく、根本にある想いはそういうものです。 |
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眞藤 |
根本にある想いでいえば、わたしは純粋に親父に認められたい、というのがありますね。具体的にどうなれば認められるかというのはないですけど、まぁ褒められたいんでしょうね(笑)。 |
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阿部 |
誰かに称えられたいというのはよくわかります。ただ、最近はむずかしさも感じています。というのも、株主さん、従業員、取引先の3つをすべて喜ばせるというのは、非常に困難なことなんです。もちろんバランスよく三者に認めら
れるようにがんばっていこうとは思っているんですけどね。 |
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眞藤 |
その三者は、正三角形にはならないでしょう。わたしは正三角形でなくても、三角形であればいいと思っています。重心は時に動いてしかるべきでしょう。上場時などはとりわけ株主の部分が突出することになったりする。まぁ上場しているすばらしい経営者の方は、そこのバランスを保ちながら安定して企業の舵取りをしています。 |
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阿部 |
そこは経営者の実力を測る大きな要素だと思います。 |
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眞藤 |
阿部社長はどういう経営者をめざしますか。 |
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阿部 |
チャンスをあたえつづけることのできる経営者ですね。「彼はもう大丈夫だから社長をまかせよう」という感じではなくて、チャンスをあたえてチャレンジさせてあげる、という風土をつくっていきたいと思っています。 |
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眞藤 |
チャンスをつくるのが社長の仕事だと。 |
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阿部 |
完全にそう思っています。 |
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眞藤 |
うちもポストを優先的にあたえていく。やはり社長を輩出していきたいですね。グループ内だけでなく、社外でもいいから北陸の起業家を応援していきたいという気持ちもあります。 |
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阿部 |
ゼストグループとコラボレーションして何かやれたらいいですね。 |
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眞藤 |
合弁会社とかアリですか? |
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阿部 |
アリですね。「neo.tv」がキッカケなんですけど、地元の企業の方々と連携して新しい事業にチャレンジしていきたいと思っています。 |
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眞藤 |
今回はゼストも「neo.tv」に参加させていただきましたし、今後いろいろコラボレーションしていく第一弾になるといいですね。 |
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阿部 |
「neo.tv」でスタートする「キャリアデスク」では、具体的にどんなサービスを提供するんですか。 |
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眞藤 |
狙いはキャリアです。20代専門のハローワークという考え方です。わたしは転職というのは基本的にいいことだと思っていますので、転職を希望する人が
“勝つ”ためのハローワークをつくりたいんです。キャリアデスクで給与格差を生みたいと思っています。20代の若者がもっと高い所得をとれるような風土をつくりたい。感覚的に、世間一般の人材紹介業とは違います。優秀な人を高く売るというより、ポテンシャルを売っていきたいです。 |
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阿部 |
いいですね。やる気と能力のある人は東京に流れてしまう傾向があった。
そこにキャリアデスクが登場して、その流れに一石を投じてほしいです。 |
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眞藤 |
「neo.tv」とともに金沢の中心地を盛り上げたいです。金沢の中心街に情報発信基地がなくなった現状をなんとかすべきだと思っているんです。片町・香林坊・武蔵などが活性化しないと次に進めない。銀座がないのに自由が丘や代官山をつくってもしょうがないでしょ。 |
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阿部 |
中心地の活性化は「neo.tv」のミッションですね。この事業が街の活性化のキッカケになれるようがんばりたいと思います。 |
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